制度・環境・文化
Cultureチャレンジできる環境
認知症がある高齢者の尊厳を追求し続ける理想の高さは、若いスタッフにとっては、大変厳しい要求でした。
これから、最大級の災害、、「超絶少子高齢社会」の波が押し寄せてきます。
人手不足が深刻化するなか「花の家」は繰り返し合理化を図ってきました。大切にしてきたケアの質や全体の調和を失わずに、誰もが、特に若い世代が楽になる介護とは…?
2023年11月発行の「認知症と服」はその実験的取り組みのひとつをまとめたものです。
2022年から衣類を全て共用化しました。始めはスタッフも「服へのこだわりの強い方が受け入れてくれるのかな」と半信半疑でした。始めてみると楽しさの方が大きかったようで、すぐに馴染まれ、元々あった混乱がなくなりました。全国でもおそらく初のこの取り組みは、ご利用者のご家族が、ご本人の快適さだけでなくケアワーカーの負担軽減を大切に考え、共感してくださることで実現できました。
他にも見守りに「アレクサ」を導入するなど、様々な取り組みができる環境が花の家にはあります。
★隣接する「ストーム」ではポップに発信!つながる福祉!を合言葉に、展示を開催しています★
これから、最大級の災害、、「超絶少子高齢社会」の波が押し寄せてきます。
人手不足が深刻化するなか「花の家」は繰り返し合理化を図ってきました。大切にしてきたケアの質や全体の調和を失わずに、誰もが、特に若い世代が楽になる介護とは…?
2023年11月発行の「認知症と服」はその実験的取り組みのひとつをまとめたものです。
2022年から衣類を全て共用化しました。始めはスタッフも「服へのこだわりの強い方が受け入れてくれるのかな」と半信半疑でした。始めてみると楽しさの方が大きかったようで、すぐに馴染まれ、元々あった混乱がなくなりました。全国でもおそらく初のこの取り組みは、ご利用者のご家族が、ご本人の快適さだけでなくケアワーカーの負担軽減を大切に考え、共感してくださることで実現できました。
他にも見守りに「アレクサ」を導入するなど、様々な取り組みができる環境が花の家にはあります。
★隣接する「ストーム」ではポップに発信!つながる福祉!を合言葉に、展示を開催しています★
バリエーション豊富な研修
「北白川の花の家」スタッフは、理念と方針を実現するために30の大項目と185の中項目および沢山の小項目や詳細にわたるマニュアルファイル『いのちの花実践の基本30項目』のテキスト、通称【30項目】を持っています。このファイルの中身をもとにして下記の様々な研修を行い、最期まで人間の尊厳を守るケアに取り組みます。
1採用前研修
筆記試験と面接に通ると4日間の現場研修があります。そこで働く職員の評価と、現場を体験した上での本人の決意とがうまく合えば、花の家のスタッフの一員に。
2スタッフ研修(毎月)
ほぼ全てのスタッフが受ける研修。ケアプランの立て方、事務能力やチームワークから実技コンテストまで、ケアに必要なあらゆるテーマに取り組みます。
3新人研修(理念と方針)(指導:代表)
日本いのちの花協会は、なぜ生まれたのか。理念と方針の表すものは何か。その実践には何が必要か。ここで学んだことを、何年もかけて自分のものにしていきます。
4新人実技研修(2時間×11回)
11項目にわたるケアの実技研修。看護師も介護福祉士もホームヘルパーを受講中の人も一緒になって学び、練習します。
5個別研修(随時)
誰もが何らかの得手不得手を必ず持っています。得意なスタッフが苦手なスタッフにコツを教え解決に導く研修です。コミュニケーションや、後輩の指導、野菜の切り方、スタッフ自身のお化粧法などについても行ってきました。
6実技研修(春・秋)
花の家では根拠をふまえた実際的なケア技術が必要です。それぞれのチームやスタッフのレベルに応じた実技の課題の研修があり、上位者は表彰されます。
7事例発表会(毎年7月)
各部署から発表する課題を出してまとめ、発表会をもちます。どの部署もその時々の課題や成果を生き生きろ発表します。そして外部へも。
8ボランティア研修(学生インターンシップ制度)
採用の決まった学生が、いきなり現場で戸惑わないために勧めている制度です。この頃まずはじめに取り組む、ご利用者とのコミュニケーションやレクレーションは、入社後も永遠の課題です。
9責任者研修(毎月)
様々なリスクへの対策や全体のレベルアップに向けて管理者として求められていることについて、実際的課題とあわせて取り組む代表からの研修です。
10チーム会議(毎月)
今、全体の抱えている課題は何かを、周知し、全員がレポート提出をします。また、毎月出される上司メッセージに対してのレポートも書きます。
11その他会議
責任者会議・ケアマネ会議・看護師会議
12新人担当者
新人が職場になじめるまで、花の家でキャリアを積んだ熟年スタッフが1年間、見守り、相談に乗ります。
13研究会
5つの研究会が年間計画をたてて、理念と方針の実現に向けて活動しています。
●防災 ●感染予防 ●事故予防 ●マナコミ ●デジタルスキル
14スタッフ心身の健康管理
健康でいきいき働けるように看護師と保健師が支援します。深夜勤務者は年2回、その他の人は年1回の健診も。
15スタッフレクリエーション
スタッフ同士のよりよりコミュニケーションのために、花クラブ(花サロンにて食事とカラオケ)、新人歓迎会、忘年会、花バザーなど
1採用前研修
筆記試験と面接に通ると4日間の現場研修があります。そこで働く職員の評価と、現場を体験した上での本人の決意とがうまく合えば、花の家のスタッフの一員に。
2スタッフ研修(毎月)
ほぼ全てのスタッフが受ける研修。ケアプランの立て方、事務能力やチームワークから実技コンテストまで、ケアに必要なあらゆるテーマに取り組みます。
3新人研修(理念と方針)(指導:代表)
日本いのちの花協会は、なぜ生まれたのか。理念と方針の表すものは何か。その実践には何が必要か。ここで学んだことを、何年もかけて自分のものにしていきます。
4新人実技研修(2時間×11回)
11項目にわたるケアの実技研修。看護師も介護福祉士もホームヘルパーを受講中の人も一緒になって学び、練習します。
5個別研修(随時)
誰もが何らかの得手不得手を必ず持っています。得意なスタッフが苦手なスタッフにコツを教え解決に導く研修です。コミュニケーションや、後輩の指導、野菜の切り方、スタッフ自身のお化粧法などについても行ってきました。
6実技研修(春・秋)
花の家では根拠をふまえた実際的なケア技術が必要です。それぞれのチームやスタッフのレベルに応じた実技の課題の研修があり、上位者は表彰されます。
7事例発表会(毎年7月)
各部署から発表する課題を出してまとめ、発表会をもちます。どの部署もその時々の課題や成果を生き生きろ発表します。そして外部へも。
8ボランティア研修(学生インターンシップ制度)
採用の決まった学生が、いきなり現場で戸惑わないために勧めている制度です。この頃まずはじめに取り組む、ご利用者とのコミュニケーションやレクレーションは、入社後も永遠の課題です。
9責任者研修(毎月)
様々なリスクへの対策や全体のレベルアップに向けて管理者として求められていることについて、実際的課題とあわせて取り組む代表からの研修です。
10チーム会議(毎月)
今、全体の抱えている課題は何かを、周知し、全員がレポート提出をします。また、毎月出される上司メッセージに対してのレポートも書きます。
11その他会議
責任者会議・ケアマネ会議・看護師会議
12新人担当者
新人が職場になじめるまで、花の家でキャリアを積んだ熟年スタッフが1年間、見守り、相談に乗ります。
13研究会
5つの研究会が年間計画をたてて、理念と方針の実現に向けて活動しています。
●防災 ●感染予防 ●事故予防 ●マナコミ ●デジタルスキル
14スタッフ心身の健康管理
健康でいきいき働けるように看護師と保健師が支援します。深夜勤務者は年2回、その他の人は年1回の健診も。
15スタッフレクリエーション
スタッフ同士のよりよりコミュニケーションのために、花クラブ(花サロンにて食事とカラオケ)、新人歓迎会、忘年会、花バザーなど
福利厚生も充実
理念の実現に向かっていく為に、ひとり一人のスタッフに求められるものも多いです。業務の合間に、ほっとできる「癒し」の空間が花の家にはたくさんあります。食事ができるサロンには豆からひけるコーヒーマシンからいい香り漂い、南庭に出ると京都大学の農学部から鳥の鳴き声が聞こえます。また、スタッフ向けに本がたくさん置いてあり、ゆっくり読みたい時には庭に面した読書スペースもあります。
常勤の職員はシフト制による完全週休2日制、2023年度は7連休取得の実績もあります。相談役の宮田が毎月開催する「花カレー」もスタッフの活力になっています。
常勤の職員はシフト制による完全週休2日制、2023年度は7連休取得の実績もあります。相談役の宮田が毎月開催する「花カレー」もスタッフの活力になっています。
オンリーワンのケアをワンチームで支える
他に例を見ない取り組みを実践している「北白川の花の家」には、全国各地からご利用者にお越しいただいています。平均年齢92歳、平均要介護度3.8のご利用者が、現在28名入居中。中には、ここでの生活を20年以上楽しんでいらっしゃる方も。
そんなご利用者を支えているのが、キャリアも年齢も個性もさまざまな29名のスタッフです。
ケアマネージャー、ケアワーカー、看護師、アシスタント、事務局、栄養部といったスタッフは、現在男性が6名に女性が23名、常勤13名と非常勤16名という構成です。
年代別では、30代が3名、40代が4名、50代が5名、60代が6名、70代が10名、80代が1名となっており、平均勤続年数は約11年と、やりがいの大きさと居心地の良さで長く働ける職場です。
いろんな事情や要望を持っているご利用者を、一人ひとりのベストを求めてスタッフの個性豊かなアイデアやサポートを実践する。そんな私たちと一緒に、これからのキャリアを築いていきませんか。
※ご利用者数、スタッフ数ともに2024年3月末時点。
そんなご利用者を支えているのが、キャリアも年齢も個性もさまざまな29名のスタッフです。
ケアマネージャー、ケアワーカー、看護師、アシスタント、事務局、栄養部といったスタッフは、現在男性が6名に女性が23名、常勤13名と非常勤16名という構成です。
年代別では、30代が3名、40代が4名、50代が5名、60代が6名、70代が10名、80代が1名となっており、平均勤続年数は約11年と、やりがいの大きさと居心地の良さで長く働ける職場です。
いろんな事情や要望を持っているご利用者を、一人ひとりのベストを求めてスタッフの個性豊かなアイデアやサポートを実践する。そんな私たちと一緒に、これからのキャリアを築いていきませんか。
※ご利用者数、スタッフ数ともに2024年3月末時点。